EGコンバット 1〜3巻
原作・イラスト ☆よしみる
秋山瑞人のデビュー作。
☆よしみるの同名短編漫画をノベライズ。
決死の作戦「シナリオイレブン」を生き抜いたことにより
史上最年少大尉となったルノア・キササゲは、
訓練生時代からのライバルであるラセレーナ・クリフトの陰謀により
月の訓練施設の教官として左遷されてしまう。
エリート教官とダメ生徒たちの奮闘を描いた作品
現在三巻まで発売中。
未完、
鉄コミュニケイション 全二巻
原作 たくま朋正・かとうひでお
イラスト たくま朋正
人類が滅亡した地球にたったひとりのこされた少女ハルカ。
ハルカは人間のようなロボット達と一緒に
生き残りの人間をさがしながら日々生活している。
そんなとき、ハルカたちの住む町に侵入者があらわれる。
それはハルカとそっくりな顔の少女と、謎の戦闘用ロボットだった。
猫の地球儀 全二巻
イラスト 椎名優
秋山瑞人初のオリジナル作品
人類がいなくなった宇宙ステーションは、
特殊な進化を遂げた猫たちによって支配されていた。
はるかな地球は猫が死んだ後に行くことになる
彼岸であるという思想に支配された世の中で、
その定説に異議を唱える猫が現れる。
彼ら「スカイウォーカー」は宗教組織の弾圧を乗り越え、
宇宙船をつくりあげ、見事地球へ渡って見せようと日々研究を重ねてきた。
幽(かすか)、三十七番目のスカイウォーカーもまた地球を目指す猫である。
イリヤの空、UFOの夏 全四巻
イラスト 駒都えーじ
めちゃくちゃ気持ちいいぞ、って誰かが言っていた
だから、自分もやろうと決めた。
山ごもりからの帰り道、学校のプールに忍び込んで泳いでやろうと思った。
園原中学2年4組出席番号1番の浅羽直之は、
宿題にも一切手をつけずに夏休みじゅうUFOをさがして山に篭り、
そして夏休みの最終日、ついに宇宙人と第三次接近遭遇することに成功する。
人気イラストレータ駒都えーじによって描かれたキャラクターは人気を博し、奇才秋山瑞人の力を知らしめる原動力となった名作ボーイミーツガール。
短編:それ以外のことについて言えば
浅羽がイリヤと出会ったころ、浅羽のまわりでさまざまな人間が動いていた。
暇な大学生町田は目の前に現れたスパイに憧れ、陸上自衛軍情報課イズミは大学生になりたかった…
メディアワークス版ドラマCDに収録(現在入手不可?)
DS文庫版『イリヤの空、UFOの夏T』に収録
短編:グラウンドゼロ
なぜイリヤと浅羽は出会ったのか?
イリヤが基地を抜け出し、夜のプールに到達するまでを描いた短編
オフィシャルイラストレーションズに収録
DS文庫版『イリヤの空、UFOの夏U』に収録
ミナミノミナミノ 1巻
イラスト 駒都えーじ
大ヒットを記録したイリヤのコンビが再び送る、夏のボーイミーツガール物。
「ものすごく環境の良い場所だから勉強するにはもってこいだ」
そんな誘い文句にだまされて南の島にやってきた主人公は
そこが所々奇妙な島であることを感じる。
そして不思議な感じの、しかしとてもかわいい子と友達になって…
現在一巻のみ発売中
未完
龍盤七朝 DRAGONBUSTER
イラスト 藤城 陽
七つの時代(王朝)を舞台にした、同門の小説家古橋秀之とのシェアワールド企画。
嘘中国を舞台にした剣戟ラブストーリ(ミナミノあとがきより)
電撃hpで連載後、第一巻発売。現在も、電撃文庫で続刊予定。
第一話
序 龍の系譜
電撃hp Vol.43 2006年8月発売
第二話
絵筆と木剣
電撃hp Vol.44 2006年10月発売
第三話
武人の上下 (電撃hpでのタイトル:それぞれの可能性(前編))
電撃hp Vol.47 2007年4月発売
第四話
六牙の鈴 (電撃hpでのタイトル:それぞれの可能性(後編))
電撃hp Vol.50 2007年10月発売
おれはミサイル
SFマガジンに掲載された短編小説。
孤独の中戦い続ける戦闘機「愚鳩」(ドードー)は、
ある日自分の搭載するミサイル達の話し声を聞く。
第34回星雲賞 (短編部門)。
海原の用心棒とさらに書き下ろし一本を加え、ハヤカワJAで発売予定。
前編 SFマガジン 2002年2月号
後編 SFマガジン 2002年5月号
日本SF全集6巻に収録予定
日本SF全集
現在、2巻まで刊行済。
ハヤカワ文庫「ゼロ年代SF傑作選」に収録(2010年2月10日発売)。
集英社「戦争×文学」現代編に再録(2011年9月発売予定)。
海原の用心棒
上と同じく、SFマガジンに掲載された短編。
主人公「疾眼(スピードアイ)」はまだ若いながらも、群れの中でも最も遠くまで見通せる優れた目を持つ優秀な鯨。
本人はもう一人前のつもりだが、群れの鯨たちの憧れ的である雌鯨「潮騒(タイドミュート)」にはいつまで経っても子ども扱いされている。
あるとき、エサを求めて移動していたクジラの群れの前に立ちふさがったのは
神話の時代、海を荒らしまわっていたとされる伝説の「岩鯨」4匹。
群れを守るため、決死隊に加わり岩鯨に戦いを挑むも、
「雷」をあやつる岩鯨のまえになすすべもない。
気まぐれか義勇か、傷を負った主人公を救ったのはもう一匹の岩鯨だった。
西部劇を模した構成で描かれた作品。
収録未定。
前編 SFマガジン 2003年12月号
中編 SFマガジン 2004年4月号
後編 SFマガジン 2004年6月号
秋山瑞人の法政大学での同人誌PENTAGRAM中の作品。読みたい。
7号 電気椅子 21ページ
8号 数値記憶 27ページ
9号 猫の地球儀 18ページ
10号 鼠と猫のゲーム 58ページ
11号 編集のみで作品なし
12号 霊蒼 GRAY BLUE 47ページ
13号 さよならササヅカ 原作:D.ブルーリング)21ページ(翻訳)
14号 BLACK MAZIC 81ページ
13号の分は翻訳と書いてありますが、秋山瑞人オリジナル作品らしいです。
っていうか誰かください。
(法政大でのトークショーによると、「毎年数冊しか売れなかった」らしく、入手はかなり困難な様子。)
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